2012年12月16日

中国が加速する外国企業の買収、不安視の風潮強まる

【12月15日 AFP】カナダの石油・ガス会社ネクセン(Nexen)が、中国企業による外国企業の買収では過去最高額の150億ドル(約1兆2500億円)で買収されることが決まり、外国企業の買収に積極的な中国にとって大きな前進となる一方で、資源や市場の確保に向けた中国の精力的な動きを不安視する風潮も強まっている。

 カナダ政府は先週、国内での政治的な反発を押し切り、中国国営エネルギー企業、中国海洋石油(China National Offshore Oil Corporation、CNOOC)のネクセン買収計画を承認した。

 CNOOCは7年前、米石油・ガス生産会社ユノカル(Unocal)の買収に動いたが、米政府の激しい反発を受けて断念を余儀なくされた経緯があるだけに、CNOOCにとって今回の勝利は特に「甘い」ものとなった。

 中国政府は10年前から、国際競争力のある人材の養成や、エネルギー・原材料の供給確保のため、国内企業の国外進出を促進し、好景気の維持に努めてきており、今回の大型契約はこうした取り組みの成果の現れだ。

 中国企業による合併・買収(M&A)は、2008年に始まった世界金融危機によって世界中で資産売却が続くなかで活発さを増してきた。法律事務所のスクワイヤ・サンダース(Squire Sanders)によると、05年から11年の間に、中国企業による外国企業買収は3倍の177件に、買収額では5倍の630億ドルに拡大した。

 こうした中、米議会の委員会は10月、中国通信機器大手の華為技術(Huawei)と中興通訊(ZTE)の機器がスパイ行為に使用される恐れがあるとの理由から、政府を通じた取引から2社を除外するべきだとの見解を示した。

 中国の新華社(Xinhua)通信は、今回のCNOOCによるネクセン買収に乗じ、「西側列強」の不公平さと保護貿易主義を強く非難している。「一部の西側政府や西側メディアは中国の投資家に対し、資金力のある略奪者やスパイ集団との烙印(らくいん)を押している。中国からの投資に対して恐怖症を患っている西側列強は、まず中国企業に対する偏見を捨て、政治家ではなく企業家にビジネス上の判断を任せるべきだ」
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2012年12月14日

検索キーワードで見る今年のトレンド、グーグル発表

【12月13日 AFP】インターネット検索大手のグーグル(Google)は12日、今2012年に最も多く検索されたキーワードのランキング、「Google Zeitgeist 2012」(グーグル・ツァイトガイスト)を発表した。

 調査対象となった55か国での検索キーワードを、838のカテゴリー(部門)に分けて調べたところ、世界で最も多く検索されたキーワードは、米歌手ホイットニー・ヒューストン(Whitney Houston)さんだった。急死をきっかけに、世界中からの関心が高まったと見られる。

 韓国のパフォーマー、PSYの「江南スタイル」も、一部の国では最も多く多く検索されたキーワードだ。世界全体でも、ヒューストンさんに続く第2位となった。PSYの動画はグーグル傘下の動画共有サイト、ユーチューブ(YouTube)でも、史上最多の再生回数を記録している。

 3番目に多かった検索キーワードは、米東海岸に甚大な被害をもたらしたハリケーン「サンディ(Sandy)」。アップル社のiPad 3、ビデオゲームのDiablo 3、先ごろ妊娠を発表した英ウィリアム王子(Prince William)の妻キャサリン妃(Catherine, Duchess of Cambridge)、ロンドン五輪もトップ10にランクインした。

「アスリート」では、ロンドン五輪のスター選手や米プロバスケットボール協会(NBA)のジェレミー・リン(Jeremy Lin)選手が上位に入ったほか、「出来事」では、フリーフォールで世界記録を達成したオーストリアのフェリックス・バウムガルトナー(Felix Baumgartner)さん、激戦が続いた米大統領選とそのネガティブキャンペーン、SOPAやACTAなどインターネット規制に関する法案などが上位に挙げられた。

 なお、グーグルのアミット・シンガル(Amit Singhal)上級副社長によると、検索キーワードとしてよくある言葉が多くを占めた一方で、10か国では、「愛とは何か?」が1位になった。副社長は、「世界中の人々が2012年、何を検索したかを見て楽しんで欲しい」と述べている。

 結果の詳細は、google.com/zeitgeist/2012で確認することができる。(c)AFP
posted by つくね at 00:05| Comment(0) | 環境・サイエンス・IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月03日

グーグルマップ上の幻の「サンディ島」、19世紀捕鯨船の誤認が起源か


【12月3日 AFP】米インターネット検索大手グーグル(Google)の地図サービスや衛星画像サービス「グーグルアース(Google Earth)」上には存在するものの、実在しない南太平洋の島「サンディ島(Sandy Island)」の謎を解明したと、ニュージーランドの研究者が3日、発表した。幻の島は、1876年の捕鯨船による誤認から生じたものだったという。

 コーラル海(Coral Sea)にあるこの「幻の陸地」は、グーグルの地図サービス上でサンディ島として記載されている。オーストラリアとフランス海外地域のニューカレドニアの中間ほどにある。タイムズ世界地図帳(Times Atlas of the World)もこの島を「セーブル島(Sable Island)」と表記している。

 だが前月、この海域を調査したオーストラリアの研究者は、この島を見つけることができなかったことを明らかにしていた。

■捕鯨船の誤認か、ニュージーランド研究者

 この謎に関心を持ったニュージーランド、オークランド博物館(Auckland Museum)の研究者、ショーン・ヒギンス(Shaun Higgins)氏は、この島は一度も存在したことがなく、捕鯨船の誤認が起源だと発表した。

「私の知る限り、この島は捕鯨船ベロシティ(Velocity)により記録されていた」と、ヒギンス氏はオーストラリア放送協会(ABC)ラジオで語った。当時、ベロシティの船長は「大きな波しぶき」と「砂の多い小島」を報告していたという。

「私の推測では、彼ら(ベロシティの船員)は当て推量を報告したとみられる。低地のサンゴ礁を記録したかもしれないし、サンゴ礁を見たと思い込んだのかもしれない。もしかしたら別の場所にいたかもしれない。いろんな可能性がある」(ショーン・ヒギンス氏)

「われわれの手元にあるのは当時記録された『点』のような形であり、それが長い年月の中、繰り返し複製されてきたのだろう」

■ソーシャルメディアで話題になった「幻の島」

「幻の島」のニュースは当時、ソーシャルメディアで大きな議論を呼んだ。ツイッター(Twitter)ではサンディ島がヤフー(Yahoo)やBingの地図サービスにも掲載されていると指摘があった。また、ウェブサイト「www.abovetopsecret.com」では、フランスの海図作成当局に問い合わせたところ、この島は存在せず、1979年に削除されるはずだったとの回答を得たとの投稿もあった。

 サンディ島は現在、グーグルマップからは削除されているようだ。(c)AFP
posted by つくね at 20:33| Comment(0) | 環境・サイエンス・IT | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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